ジャンプの種類と見分け方:踏切、エッジ、回転数に着目!

ここでは、ジャンプの種類と見分け方について解説します。

ジャンプの種類

ジャンプは全部で6種類あり、名称は下記のとおりです。

  • アクセル
  • ルッツ
  • フリップ
  • ループ
  • サルコウ
  • トゥループ

採点においては、それぞれ1~4回転のジャンプに基礎点が設定されています。

回転の方向と着氷の足は共通

すべて左回りをして、右足で後ろ向きに着氷します。

空中では、伸ばした右足に左足をからませて、右足から頭までの回転軸を作ります。そしてそのまま重心をのこした右足で着氷します。体が逆利きで、右回りでジャンプして左足で後ろ向きにおりる選手もいますが、カロリーナ・コストナーやアリッサ・シズニーなどごくわずかです。

 

1:アクセル

アクセルジャンプは最も難易度が高いといわれています。特徴は、前向きで踏み切ることで、6種類のジャンプの中で、前向きのまま踏み切るのはアクセルだけです。そのため観戦の初心者でも比較的簡単に見分けることができます。

アクセルジャンプとは?跳び方、特徴、挑戦の歴史」もお読みください。

2:ルッツ

アクセルの次に難易度が高いのが、ルッツジャンプです。

左足の外側エッジに体重をかけながら後ろ向きに滑り、左肩をぐっと前に出して右のトゥをついてジャンプします。左側の外側エッジにのることが正しいルッツとされているので、これが内側のエッジになってしまうと減点されてしまいます。

長く左足で後ろ向きに滑走してからジャンプする選手と、右足で滑走したあと踏み切る直前に左足を右足にかぶせるようにクロスさせて踏み切る選手がいます。後者の場合、フリップとよく似てくるため、見分けが難しくなります。

ルッツジャンプとは?跳び方、エッジ判定、近年の動向」もお読みください。

 

3:フリップ

2の「ルッツ」と見分けがつけにくいジャンプです。これを見分けられたら観戦上級者と言えます。

ルッツと異なるのはエッジです。ルッツは左足外側ですが、フリップは左足内側のエッジに乗ります。右のトウをついてジャンプする点は共通です。選手は、前向きに滑走して踏み切る直前にぱっと後ろ向きになって跳ぶことが多いので、これが見分けるヒントになるかもしれません。

フリップジャンプとは?跳び方、エッジ判定と近年の動向」もお読みください。

 

4:ループ

ルッツやフリップとは異なり、右足踏み切りでトウを使わないジャンプがループです。

右足外側のエッジで後ろ向きに滑りながら、左足を少し前に出して、滑ってきた勢いを使って踏み切ります。跳ぶ瞬間に、イスに腰掛けたような格好になるのが特徴です。

ループジャンプとは?跳び方、基礎点、コンビネーションでの利用」もお読みください。

 

5:サルコウ

左足内側のエッジで滑りながら、右足を前上方に振り上げてジャンプします。飛ぶ前に、一瞬内股が「ハ」の字になります。踏み切るときにスキーのボーゲンのような体勢になったら、サルコウと判断できます。

「サルコウジャンプとは? 跳び方、基礎点、難しさと近年の動向」もお読みください。

6:トゥループ

いちばん易しいとされているのがトゥループです。右足外側のエッジに乗り、左足のトゥをついてジャンプします。フリーレッグ(氷についていない足)のトゥがつくので、判別はしやすいはずです。

滑ってきた軌道を利用しながらトウをついて跳ぶ流れが、観戦初心者からも自然に見えて、また難易度も実際に低いジャンプです。

トゥループジャンプとは? 跳び方、基礎点、近年の動向」もお読みください。

 

以上がジャンプの種類と見分け方の解説でした。各ジャンプの詳しい解説は別ページで行っていきます。